向上心を持って
阿賀野市の現場、月曜日より杭打ち工事に入り2日間で鋼管杭60本打設終了。
既存建物を残し、床の高さを既存にあわせるため、基礎の高さも合わせるので
残土が多く出るため、本来なら解体の時に土も取ってしまうのだが、解体は施主工事。
このあたりもどかしさもあるが仕方ない。
杭打ち終了後、建物の配置を決める作業に入るのだが、今回は漉き取り及び残土処理の
作業を先行せざるを得ない。
現状地盤から30?40センチぐらい取るため、2トンダンプ30台くらいの処分であったが
お客様の敷地内で処分する所があり、助かった。
お客様工事が入ると工程や施工等、思った以上に難しい問題が多く発生する。
今回は、木材もお客様支給であり、きちんと納品されるか、品質はどうか等不安であるが、
何とかまとめていかねばならない。
60歳前後の業者は覇気がない。
私も同年代であるが、見ていて腹立たしくなってくる。
何故もっと向上心を持たないのか、もっといい仕事をしたいと思えないのか?
プロとして報酬を頂くのだから、仕事を辞めるまで日々成長していなければならないはずなのに、
諦めに似たような言葉を聞くとがっかりしてしまう。
今日も40歳の大工さんと話しをしたが、表情がいい。生き生きしている。
色々なことに興味を持っているし、前向きである。
この業界も大きく変わる時、付いていくのでなく引っ張っていくくらいでないと面白みがない。
昨日も、これから独立する41歳の人が挨拶に来て行ったが、何かが動いている感じがする。
明日の夕方、地元商工会建設部会の会合があるが、悲観的な話が多いと思われるが
皆で明るく夢を語れるような会に変えて行きたいものである。