構造とメンテナンス
三条市の現場、最後の仕上げ段階に入りカーテンの取り付け完了。
今回はデザインカーテンが殆んどだったが、寝室のカーテンはドレープ(厚手)が外側
レースが内側と、従来の逆パターン。
従来の凝り固まった発想から、発想の転換の大切さを感じる。
レースカーテンに入れた柄が、日中と夜間で別の雰囲気を演出。いい感じである。
今日は、エアコンの付けない子供室スリブキャップのカバー取り付け。
きちんと断熱をしてカバーしないと熱損失だけでなく、スリブ内に結露が発生してしまう。
以前にもブログで書いたと思うが、エアコン工事別途工事と言うような業者は高気密工断熱の
住宅を造る資格なしと言いたい。
建物に後で穴を開けるのは論外。まして建物の構造を知らない量販店の人には、開けて欲しくない。
したがって建築業者は、エアコン用の電源とスリブは必ず入れることを望む。
そしてきっちりと断熱をしてカバーをする。
写真左上から施工順で50ミリウレタン断熱材入れた後ウレタンホーム充填後更に50ミリのウレタン断熱材
その後ウレタンホーム充填で隙間をなくしてカバーの取り付け。
ここまでやっておかないと安心できない。
気密性、断熱性の高い家ほど、悪いところに集中して結露が発生する。
同業者にも呼びかけているが、やってくれているところ少ないと言うより殆んどない。
コスト下がることならすぐ真似するが、何故・・・・・・。
今日も平成11年に建てたお客様より、光ケーブルの配線、換気扇の取り付け、インターホンの
交換をしたいと相談を受け、行ってきたがNTTの人は天井裏から簡単に出せると言っていたとの事。
所詮構造を知らないとそんな話になってしまうのであって、現場を見る限りでは
床下からのほうが構造的にもコスト的にもやりやすいはず。
まさに天と地の違いである。
家に関することはその家の構造等良く知っている人に相談すべきである。