山古志へ行ってきた
一昨日より三条市の現場、西蒲区の現場外壁工事開始。
基礎周りの水切りをまわし、窓周りのバックアップ材をいれ、サイデイングを張る作業は
さすが手馴れたもので、タイル貼り工事も含め同じ職人で行なう予定。
宿泊先のほかに現場への配達弁当やさんも探してやり、作業に専念してもらう。
昨日は山古志へ地震以降初めて行って来る。
平成元年に作った家を地震後何も直していないので見てほしいとの事。
何ほどひどいかと思って行ったが、ダイニングの壁(ベニヤ)が一部はげたのと
和室のクロスが下地のボードから割れたくらいで、他には殆んど被害がなかった。
やはり、高床式基礎が良かったのだと思う。
ちなみに柱時計は地震発生時に止まったままになっていた。
その後ダムになり埋もれたまま残してある所を案内してもらう。
ほんの清水が流れていた所が、土砂崩れで埋まりダムに化してしまい民家や作業場が
土砂に埋もれてしまったらしい。
右端の家は豪邸で完成し、50日しか入居しなかったとの事。
つい先日、天皇、皇后両陛下もこられたらしいが、広い道は出来たが人はいない、
高齢者ばかりで田んぼも大変で、鯉に変わった人が多いとの事でやけに池が多く
昔の山古志のイメージがなくなり、何かもの寂しい感じもした。