人に優しく仕事に厳しく
現場が忙しい時ほど段取りが重要であり、今がまさにその時。
28日阿賀野市の現場、配筋検査29日コンクリート打設。
今回は既存の建物があり、建物付近に杭を打てないため特殊な施工で基礎工事の人には
苦労をかけたが、問題なく順調に工事が進んだ。
しかしここへ来て、お客様指定の材木屋さんより木材の納入が遅れるとの事。
その後の業者繰り等もあるので、三条市の現場を優先してもらう。
30日配筋検査一発合格、31日土間コンクリート打設と順調。
1日から型枠を組み今日の午後からコンクリートの予定、断熱材が少し足りず
手配して納入される予定が入ってこないと現場から催促。
担当者に連絡してもつながらない、16時過ぎに別の現場にあるものを急遽持って行き
何とか間に合ったが、参ってしまう。
17時過ぎに担当者より電話があり、「自分の手配ミスで物はまだ宇都宮にあるので
月曜日になりますとの事」
「ふざけるな!」久しぶりに切れてしまった。
納入は大丈夫との事ですべて動いており、現場の職人は熱い中を頑張っているのに
最近の納入業者は自分達で運ぶわけでもなく、メーカー直納が多くなり、
苦労をしなくなった分ミスが多くなったと思う。
以前は自分で運んでいたので、職人の苦労も見たり聞いたりする機会が多くあったし
自分のミス等あったりすると現場で手伝ったりして、職人とのスキンシップもあった。
時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、何かものさびしい気がする。
担当者が電話で謝っている近くで、社内の笑い声が聞こえてきたりでよけい腹が立ち
少ししつこく怒ってしまったが、この先どう動いてくるのか見てみたいし、もっと責任ある
仕事をしてもらわないと付き合っていけなくなる。
どんなに時代が変わっても、人の心は変わらない。
思いやりと責任感があればどんなことでも出来るはず。
これからも、人に優しく、仕事に厳しくで走っていこう。
来週から新潟市S様邸本格着工です。