2020年9月8日 Takaの住宅お役立ち情報
換気の「喚起」①
あっTaka通信7月号(第161号)に掲載しました記事の解説です。
まだまだ暑い時期が続いており、特に新潟県の暑さは全国ニュースになるほどですね。ただ、コロナ過でまだまだ予断を許さない状況で換気の重要性が言われています。冷房中は窓を開けると熱風が・・・今の時期はまさにこんな感じですね。
「ウチはエアコンを常時動かして外気を入れているから換気は大丈夫!」と考えている方も多いかと思いますが、実はエアコンは空気の入れ替えではなく室内の空気を循環しているだけなんです。外に付いている室外機は空気を取り入れているのではなく、お部屋の中の熱を放出する熱交換器の役割を担っています。
エアコンでは空気の入れ替えが出来ないので、換気のために窓を開けます。その際に「エアコンは付けっぱなしだと冷気が逃げちゃうし、電気代ももったいないから電源を切るか…」と考える方も多いかと思います。
実はエアコンは電源を入れた時(立ち上げ時)が一番電力を消費するので、付けっぱなしの方が電力消費を抑えられます。換気する際に一番電気代を抑える方法はエアコンの設定温度を上げることです。換気が終わり窓を閉めたら元の設定温度に戻すのが一番効率的です。
上記の表のように、こまめにオン・オフをした方が節電しているように見えても電気料金が多くかかってしまいます。
次回は正しい換気方法についてお伝えします。