2020年9月8日 Takaの住宅お役立ち情報
換気の「喚起」②
前回に引き続き、今回は正しい換気方法についてお伝えします。
今の時期もそうですが、暑い中外から帰ってきてエアコンが付いていなかった…そんな時はエアコンの電源を入れる前に部屋にこもった空気を外に出します。そうすると効率的に部屋を冷やすことが出来ます。
その際もそうですが、換気をする際も外からの風を効率よく入れるために「対角線上の窓を開ける」とより多くの空気が循環され部屋全体を換気できます。一番は室内全部の窓を開けることがいいですね。
風があまりない時や雨が降っている時等は、「風上側(風が入る方)」を小さく「風下側(風が出る方)」を大きく窓を開けると効果的です。風がない時や窓が1ヶ所しかないときは、扇風機やサーキュレーター等の送風機を窓に向かって回したり、台所の換気扇を利用しましょう。
エアコンを付けた状態で換気を行なう際は、なるべくエアコンから離れた窓を開けて換気を行なって下さい。外から入ってくる湿度の高い空気をエアコンが直接吸い込むと、エアコンに負荷がかかり電気代が上がる原因になったり、吹き出し口付近に結露が発生したりする可能性があります。
また、扇風機やサーキュレーターがある場合は換気の際は窓側に向けると家の中の空気を効率よく室外へ出すことができます。換気後はエアコンの冷たい空気を循環させるために室内側に向けて風を送ると効率よく室内が涼しくなります。
※気温が高い場合(猛暑日などの場合)は換気の際に外の暑い空気が室内に入ってきます。そのままだと熱中症の危険もありますので、無理に設定温度を上げずに低い設定温度のまま換気を行なって下さい。
正しい換気とエアコンの使い方で、残暑を乗り切っていきましょう!