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2021年4月1日 Takaの住宅お役立ち情報

失敗しない家づくり③

コラム「失敗しない家づくり」3回目の今回は家づくりの総予算から本体工事費と付帯工事費について触れていきます。

本体工事費は前回ご説明したとおり、一般的に「坪〇万円」で示される工事費で建物本体の金額ですが、この工事だけでは済める状態ではありません。

そこに加わるのが、付帯工事費いわゆる「オプション工事」と呼ばれるものです。こちらは土地の形状や高低差、地盤の状況、プランの配置等によって変わってきます。

例えば下の図をご覧下さい。

こちらは同じ延べ床面積40坪の建物ですが、内外装や住設機器等全く同じ仕様で建てた場合、右の建物と左の建物どちらが工事費の掛かる建物でしょうか?

恐らくどのメーカーや工務店でも右の建物の方の工事費が高くなると思います。なぜ同じ40坪なのに金額が変わってくるかというと、まず1階の基礎の大きさです。左側は20坪分の基礎ですが、右側は30坪分必要になります。また、屋根工事も左側は2階の屋根だけで済みますが、右側は1階の屋根(下屋)も必要になり、工事手間や材料もその分掛かってきます。

また、左の建物に比べ右の建物の方が凹凸が多いので、手間や材料のロスが増えるので工事費が掛かる要因になります。昔は(今はどうかわかりませんが…)建物の「角(コーナー)」部分が1ヶ所増えると〇万円みたいなオプションが付いているメーカーもあったそうです。

次に下の図をご覧下さい。

こちらは同じ大きさの土地に同じプランの建物が建っていますが、向きが違っています。左の建物に比べ、右の建物の方が屋外配管が短い分工事費が安くなります。細かい部分ですが、こういったところも工事費に差が出る一因となります。

ただ、注意すべきは費用の面ばかりに目が行き、採光(日当たり)や通風(風通し)、家事導線や車の駐車位置等をおざなりにしてしまうと、住み始めたときに暮らしづらいと感じてしまいますので、1点だけでなく全体を考えた計画を立てましょう。

それ以外にも床暖房や太陽光発電、カーポートなど標準仕様に含まれていない工事もオプション工事になります。ただ、メーカーによってはこちらも全て標準仕様になる場合もありますので、どこまでが本体工事費に含まれているかをよく確認しましょう。

特に標準仕様外の商品になったり、コンセントや水栓の数を増やしたりすると、通常よりもかなり金額が上がる場合もあります(特に規格住宅や特別プランといった変更が難しいもの)。自分の希望通り話を進めていったら、当初は坪35万くらいだったものが完成時には坪50万にも上がっていたということもよく聞きます。何度も言うようですが、本体工事費・付帯工事費がどれくらいになるのかしっかり確認して計画を進めていきましょう。逆にここをぼやけて提案したり、はっきりと答えられない業者には十分気を付けましょう。

次回は資金計画で他に注意すべき点をご説明します。

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