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2021年5月1日 Takaの住宅お役立ち情報

失敗しない家づくり④

コラム「失敗しない家づくり」4回目となりましたが、今回で「家づくりにおいて大切なポイント」Ⅰ.の「資金計画」は最後となります。家づくりの総予算として挙げた6つの項目のうち、本体工事費や付帯工事費以外に必要な費用があります。

まずは「税金」です。「消費税」は建物を購入または建築した場合の費用に一律掛かってきます。ただし、土地の代金には消費税は掛かりません。が、不動産屋さん等の仲介業者さんを通して購入した場合に掛かる費用「仲介手数料」には消費税が掛かってきます

土地・建物どちらも契約書を交わすことになると思いますので、どちらにも「印紙税」が掛かってきます。こちらは契約金額によって印紙代が変わってきます。

ちなみにこの印紙税は令和4年3月31日までの契約分については軽減措置により印紙代が半分になります

それ以外の税金としては土地・建物を取得した年に1回だけ発生する「不動産取得税」があります。掛かってくる税率は、土地(宅地)・建物はそれぞれの評価額の3%となります。(土地は令和6年3月31日までは評価額の1/2に軽減。)ただし、土地を取得して3年以内に住宅を建てた場合は軽減措置があります。

土地の軽減措置がややこしいので表にまとめてみました。土地・建物共に条件によっては不動産取得税がかなり軽減される場合もあります。上記の場合、軽減がないと不動産取得税が約60万掛かる計算となります。それが1/10ぐらいに抑えられました。

他に毎年掛かってくる税金としては「固定資産税」があります。こちらは固定資産評価額に対して1.4%掛かりますが、新築住宅の場合は建ててから3年間長期優良住宅の場合は5年間)、固定資産税が1/2となります。

次は「諸経費」です。ここには、「登記費用」「借入費用」「保険料」「諸官庁手数料」等が含まれます。

まず「登記費用」ですが、こちらは土地や建物の表題登記、土地や建物を購入した場合の移転登記や保存登記、住宅ローンの借り入れの際に必要となる抵当権設定登記などの登記を行う際、登録免許税や土地家屋調査士さんや司法書士さんにお願いした場合に支払う報酬等が含まれます。

次に「借入費用」は住宅ローンを利用する場合に金融機関へ支払う保証料・融資手数料・団体生命保険、土地代も含めた場合につなぎ融資を利用する場合はつなぎ利息も掛かってきます。こちらは各金融機関によって違ってきます。金利に含まれる場合や含まず別途支払う場合もありますので、ローンを組む際によく確認してください。

「保険料」は火災保険や地震保険があります。保険料の支払いも月払い、年払いなど様々で、加入期間も最大10年までとなっていますので、自分にとってどの形が一番適しているかをよく確認してください。「諸官庁手数料」は建物を建てる際の建築確認申請や検査費、地盤調査費、設計料、瑕疵担保責任保険料などです。

次に「雑費」ですが、こちらは引っ越し代や仮住まいが必要な場合はその家賃、新居のために購入する家具や家電・インテリア、地鎮祭を行う際の御初穂、上棟時の大工さんへの御祝儀など様々あります。

こちらの諸経費や税金、保険料、雑費は建築費用の20%ぐらいは用意しておいた方がいいでしょう。ですので、本体工事費と付帯工事費だけでなく全ての経費を含めたもの「総予算」として家づくりの資金計画を進めていきましょう。

最後になりますが、家づくりの計画を始める前にまずは家づくりにどれくらいお金を掛けられるかの「総予算」を把握しておきましょう。

どれくらい借り入れできるかは金融機関の事前審査でわかりますので、プラン等を進める前に確認していきましょう。

そして安心安全な資金計画を基に、夢を形に出来るような家づくりを進めていきましょう。

次回からは「家づくりに大切なポイント その2」として「間取り」についてご説明していきます。

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