2008年6月20日 | ブログ｜髙橋 義次

昨日は、仙台でビルダー会の会議。
仙台市内で地震の影響はまったくなく、宮城県と岩手県の県境付近が
集中的に被害を受けたようだが、秋保温泉など風評被害で困っているようだ。
テレビ等の報道で余震が・・・。と言っているが昨日仙台にいる時一度も揺れはなかった。
情報社会で便利なことも多いが、困ることも多くあるようだ。
　阿賀野市でＤＫのリフォーム現場順調に進んでいます。
　　　
床、壁、天井すべてを解体。
床下に蛇がいたり壁にねずみらしきミイラ化したものがあったり、何が出てくるかわからない。
２０年位前に建てたらしいが、床下、壁、天井裏、一切断熱材なし。
すでに高気密高断熱住宅を手がけていた頃であり、少し時代錯誤の感じがする施工。
単純に古いのが新しくなるだけのリフォームではなく、暖かく使い勝手の良いＤＫに
リフォームすることが私の使命であり、期待以上のものを完成させねばならない。
　　　　
床下の断熱対策後ウレタン断熱をやり、下地合板を張り床下の冷気はシャットアウト。
一般的にこれで終わり、後は壁に断熱材でよいが今回はもう一段階必要。
　　　
床と土台の間に隙間があるので、壁内に冷気が昇るためここをきちんと気流止めしないと
冷暖房効果はでないし、壁体内結露が発生してしまう。
とにかく見えなくなってしまう所をきちんとやらないと、建物の寿命まで短くしてしまう。
プロとして譲れない部分であり、現場の職人に徹底していかねばならない。
今日はこれから長岡へ行き、病院、現場のあと元同僚、業者と飲み会のため
珍しい時間の書き込みとなりました。