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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2020年3月10日 | ブログ

9年目

明日3月11日で東日本大震災から9年を迎えます。

今回は当時の状況を少しだけ。

当日は事務所にて仕事中で、事務所が倒壊するのではないと

思われるくらいの揺れでした。(実際は震度4くらいでした。)

その後、テレビでニュースを付けると現実とは思えない光景が…

本当にこんなことが起きているのか?信じられませんでした。

数日後に中小企業家同友会の皆さんと、県内から集まった救援物資を

中継地の山形や、避難所へ慣れないトラックを運転して

お届けしてきました。

実際に被災地へ訪れた際に見た光景は凄まじかったです。

こんな事ぐらいしかできない自分自身の無力さを感じました。

帰る途中に、社長と合流し仙台のスモリ工業さんへ物資の

お届けに。

幸い会社は津波の被害には遭いませんでしたが、須森社長をはじめ

社員の皆さんが一生懸命に動いている姿が印象的でした。

そして皆さんの方が大変なのに我々を温かく迎えてくれました。

その後、見に行ける範囲にあった展示場まで案内してもらいました。

くっきりと跡が残っています
1.5mぐらいの高さまで津波が来ました
フラッシュの光のあたりまで水が浸入してきました。

仙台港アウトレット内の展示場で、約1.5mぐらいの高さまで

津波が侵入してきたとのことでした。

自然の恐ろしさもそうですが、現地に行った当日は停電しており

周囲が真っ暗だったんですが、所々に人の気配を感じました。

話を聞くと、流れ着いた車からカーナビや貴重品などを盗っていく

人間がいるとのことでした。

こういった時でも人間とは思えない信じられないようなことをする

人もいるんだと思い知らされました。

今回のコロナウィルスの件でも、マスクやトイレットペーパーの

買い占めなど、「自分さえよければ・・・」という人が

凄く増えたように感じます。

震災から9年経ちますが、今一度みんなで協力し合って

この国難を乗り越えていきたいものです。

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