笑えない笑い
本日、午前と夕方からのお客様打ち合わせの間を利用し
笹神体育館で行なわれた漫才、講談、落語を聴きに言ってきた。
「腹の底から大いに笑いましょう」とのテーマで内容的には良かったが
会場が広すぎた。
歌を聴いたり、劇や映画を見たりするならいいのだろうが
講談や落語は、噺家と聞く人の呼吸が大切なはずであり、
噺家の身振り手振りに対し、お客様の笑いや拍手等微妙な間合いが大切だろうと思う。
会場も100人くらいの広さの中で微妙なやり取りが、楽しいのだと思うが、
広い立派な体育館で、1000人もの観客では演じる方もやりにくかっただろうが
見るほうも非常に疲れた。
まして田舎のお年寄りが多かったから、拍手して盛り上げるとか思ってもいないし
恥ずかしさが先で中々乗ってくれないものだ。
安田地区の女性たちが10年前から「豊かな心を育てる会」をつくり
売上の一部を市の福祉に寄付をする、立派な志でやっており少しでも役に立てればと
参加したが何か勿体ない気がした。
来てくれた芸人さんも村松や新潟出身の人が中心となり
半ボランテア的なギャラで来てくれたものと思う。
何事も内容に則した会場や運営が大切であることを学ばせてもらった。
地域の活性化は女性が鍵を握っているかと思います。
スタッフの皆様ご苦労様でした。