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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2007年11月2日 | ブログ

構造検査

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昨日は着工中現場の中間検査で検査機構より検査を受ける。
柱に溝があり、ゴムパッキンが埋め込まれそこに壁パネルが差し込まれる構造ははじめて
見たらしい。窓以外の柱間隔も1メートル以内に細かく入っている構造は、県内でもないと思う。
サッシの取り付けもゴムパッキン取り付けの上に取り付け、その上から気密テープで止める、
念の入れ方でやれば樹脂サッシの性能も生きてくる。高い買い物なので安く買いたい気持ちも
分からないでもないが、あまりにも価格優先となりすぎているようで不安だ。
世間では確認申請が難しくなり着工が前年の40%ダウン等言われているが、本当にそれだけなのだろうか?一般住宅に関しては以前と変わっていないように思う。
今までいかにいい加減に提出していたかが鮮明に出てきたのだろう、現実当社も提出から2日で許可申請が降りている。ここへきていろいろな企業のモラル、経営姿勢が問われている。儲け主義に走りすぎた結果が、様々な偽装工作を招いている。
われわれの取り扱っている住宅は、お客様にとって「まさに人生をかけた買い物」であるということを、この仕事に携わるすべての人が理解せねばならない。
その上でのローコストであればそれでよいと思うが、県内で200棟以上建築する経営者が、「オレが社長の間持てばいい。」と言っている等の話を聞くと情けなくなってくる。
来年12月から確認申請がもっと難しく厳しくなるらしいが、現在の社会情勢からしたら遅すぎるのかもしれない。今回は融資の関係で構造検査があったが、全棟やるべきとも思う。
行政だけに頼るのでなく、業界で取り組むときなのかもしれない。
検査結果は、当然合格であった。

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