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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2011年3月29日 | ブログ

有事で見えるもの

以前から気になっていて、我が家でも
「無事だったろうか?」と心配していたお客様宅へ
思い切って訪問してみました。
昨年工事させていただいたお客様の実家が
陸前高田市にあり、今回の地震被害に遭われたのではないか?
まだどうなのか分からないのでは?
最悪の事態だったらどう言えば・・・・?等
複雑な思いで訪問し、恐る恐る訊ねてみたら
ようやく連絡が取れ、家も家族も無事だったとの事で
まずは一安心。
それまでの間、気が気でない毎日だったようで
心労は計り知れなかったと思います。
 また昨日、スモリの家ビルダー会事務局担当の菅さんから
連絡が入り、自宅は石巻で家は津波の被害を受けたが
家族は全員無事だったとのこと。
電話の向こうで恐怖と安堵と複雑な思いが
ヒシヒシと伝わってきます。
私たちには頑張ってと、声をかけることしかできませんが
できることからサポートしていかねばならないと思います。
 先日の新聞で、天皇陛下が計画停電にあわせて
停電が中止になった日も、電気を消しておられるとの事で
私たちは、停電が中止になると喜んでいるが、まだまだ甘い。
天皇陛下の国民を思うまことの心が、
そのような行動になるのだと思います。
 また、自衛隊の活躍も素晴らしいものがあり
自衛隊員の被災地での行動がアメリカを動かしたと
言ってもいいでしょう。
最先端での行動も素晴らしいが
被災者の人達に温かい食事やお風呂を提供しているが
隊員たちは、冷たい缶詰の食事を食べたり
お風呂にもあまり入れない生活をしているとの事で
本当に頭の下がるおもいです。
有事の時に本物が見えるとは、
こういうことを言うのだと思います。
「国民が一番」とかきれいごとばかりを並べる政治家には
是非見習って欲しいものですね。

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