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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2011年4月1日 | ブログ

床下での問題

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約25年前に建てた高気密高断熱住宅の床下です。
床下に高密度の断熱材を2重に入れてあり、
垂れ下がっているのが、ロール状の断熱材で50?厚、16?の密度
その上が60?厚、24?の密度でしっかりしています。
単に断熱材が垂れ下がったのでなく
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断熱材を抑えていた木材が腐食して落ちてきたのです。
10年以上前になると思いますがシロアリが発生し
駆除と床下の換気と防湿を行ってもらい、湿気は止まっていました。
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その時点でも木材に変化はあったようで、
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ところどころ床束を変えてあり
木材の腐食部分を書き込んで取り付けてありました。
原因として考えられるのが
床下の湿気をグラスウールの断熱材が吸い込み、
その湿気を木が吸い込み腐食した感じです。
大引きといわれる9センチ角の下端3センチくらいが腐食
いずれ対応しなければなりません。
今でこそ、床下防湿コンクリートが行われていますが
当時は殆どゼロであり、お客様の点検が必要となります。
同業で心当たりのあるところは、是非点検を。
その当時の技術レベルとしては、高いほうの仕事でも
このような結果が出ているので、
かなり多くあると予想されます。
臆することなく、お客様訪問をして欲しいと思います。

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