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2019年5月6日 | ブログ

大型連休を終えて

長い、長い大型連休がようやく終わります。
社会人となって49年、病気で休んだ以外で一番長い連休。
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29・30・1・3・4・5と国旗掲揚が続き国旗も大活躍。
海外旅行に行ったり、田植えをしたりという人たちにとって
旅行や田植えの疲れを癒す時間があり有意義だったと思いますが
時間をもてあました人も多くいた連休だったと思います。
私が働き始めた昭和40年代の我々の業界は、
第一、第三日曜が休みで
その分、正月で1週間くらいの休みがあった時代でした。
だから当時は、職人の給料が高いと羨ましがられた時代でしたが
今になって考えてみれば、
公務員は、土曜日が半日休みの時代でしたので
労働時間から考えたら当たり前のことだったのですね。
現在、働き方改革で働き過ぎがとやかく言われる時代ですが
人より多く働くことで
賃金だけでなく、仕事の腕前も上がり、ドンドン成長でき
会社から評価され、役職も上がって行った時代でした。
今回の大型連休も、職人さんや日給月給の人にとっては、
来月の収入を考えたら、あまり喜べるものではなかったと思います。
大企業の正社員約1,000万人・官公庁職員約200万人
合計1,200万人は、全労働者の約22%
中小企業の正社員約2,400万人は、全労働者の約43%
非正規社員・契約社員・派遣社員・契約派遣社員・パート・アルバイト
約2,000万人全労働者の約35%
この数字には、農林水産業・自由業・9人以下の個人事業は、含まれていない。
このような実態を考えると
働き方改革や、もろもろの政策は、何処を基準に決められているのか?
戦後の敗戦国が、経済大国になったのは、
我々の父母、祖父母たちが頑張ってきたおかげと思っています。
そうやって昔の人たちが、頑張ってきた素晴らしい国を
我々世代が、少しづつ食いつぶしているような気がしてなりません。
素晴らしい国を引き渡してもらい
大変な国を子や孫に引き継ぎそうな、危機感みたいなものを感じます。
国も、企業も、家庭も健全であらねばならないと
思わせられた大型連休でした。

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