病院での5時間
昨日は、午後から実家の母が入院しているので
人生で初体験の付き添いを行いました。
自分自身は、小学生の時骨折で、中学生の時盲腸で
43歳の時心筋梗塞で、3回の入院経験があり
子どもの頃は母親が付き添い、その後は妻が付き添って
くれていましたが、自分が付き添うのはまったく初めてであり
多少の不安もありましたが、夜まで何とか務め上げました。
いつも仕事のせいにし、兄夫婦や姉、妻に任せっきりにしていたが
みなの心労を考えると申し訳ないとの気持ちが頭をよぎり
午後の予定をキャンセルして病院へ行き、付き添いを交代。
何とか時間も経過し、夕食が運ばれてきて食べさせるために
ベットを少し起こさねばならないが操作がわからない?
看護師さんに聞くのも嫌だし、探しに探しようやく発見し操作。
母親から食べさせてもらって大きくなったわけですが、
母親に食べさせてやるのは初めてで、やせ細った顔を見ながら
熱いものがこみ上げてくるのを押さえ
感謝の気持ちで話しかけながら、何とか無事終えることができました。
色々な親不孝、親孝行、両方ともいっぱいやってきましたが
今回が一番感動できました。
最高の親孝行は、物とか金とかよりも「こころ」
最高のきづきをさせてもらいました。
病室で姉が「読んでみたらいいよ」と渡してくれた本を読み
さらに感動。
腰塚勇人さんの「命の授業」素晴らしい本でした。
やはり「人」です。
首の骨を折った人が、死にたいと思った人が奇跡の復活できたのも
やはり「人」の力なのですね。
病室での5時間、人生初の体験と
多くの学びを得ることができ感謝の日でした。