2020年7月21日 | ブログ|Taka創造建築舎スタッフ
クエン酸について 3
お風呂掃除
クエン酸は無色無臭の安全な物質で弱酸性の粉末です。
酸性のクエン酸はアルカリ性の汚れに効果を発揮します。
お風呂の鏡が白く汚れ、鏡が見えづらくなった時に
クエン酸で鏡の汚れを落とす方法をお伝えします。

鏡の汚れの原因は、水道水のカルシウムなどが固まった
水垢や石けんカスの汚れです。
水垢の主成分は石灰です。酸は石灰を溶かしてくれる働きがあります。
石けんはアルカリ性なので、酸で中和して汚れを落としてくれます。
掃除方法
鏡にクエン酸水をスプレーして2~3分放置してメラミンスポンジで
鏡を磨くだけでもきれいにすることができます。
鏡の汚れが頑固な時には、クエン酸パックを行います。
鏡にクエン酸水をスプレーして、すぐにキッチンペーパーかティッシュで
鏡を覆うように貼り付けます。更にその上からクエン酸水をスプレーして、
クエン酸水が蒸発しないようにラップをかぶせます。
このまま1時間から2時間放置します。(長時間放置すると金具などが錆びて
しまうので2時間を限度とします)その後、ラップとキッチンペーパーを取り除き、
鏡をメラミンスポンジで擦って汚れを落とします。最後に水ですすぎ完了です。
クエン酸水の作り方
スプレーボトルにクエン酸と水を入れて、フタを閉めてよくふり混ぜるだけです。
水とクエン酸の分量は
・ 水(もしくは40度前後のお湯)100mlに対して
・ クエン酸は小さじ1/2が目安です。
クエン酸を使う時の注意点
クエン酸は塩素系の洗剤や漂白剤と混ぜないでください。塩素ガスが出て危険です。
クエン酸が使えないもの
水洗いや水拭きができないもの。漆器、皮革類、絹製品、金箔、鉄、アルミ、銅、眼鏡
大理石、コンクリート、モルタル、自動車の塗装面などです。
安心安全にお風呂掃除ができるクエン酸は、蛇口や床の汚れにも効果を発揮します。
また、殺菌効果もありますのでお風呂掃除にお勧めです。