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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2007年12月31日 | ブログ

一年の締め

今日は、新潟日報朝刊「日報抄」で朝からまぶたが熱くなった。
内容は 東京デズニーランドのレストランに入った夫婦がお子さまランチを注文した。
夫婦は子供を連れていない。メニューには「お子さまのみ」と明記。
マニュアルでは断らねばならない。
アルバイトの係員は戸惑ったが、一歩踏み込んで聞いた。
「どなたが召し上がるのですか」。
「私たちにはやっと授かった娘がいましたが、体が弱く亡くなったのです。
今日は命日。大きくなったらデズニーランドへ行こうと楽しみにしていたのを
思い出して、つい注文したくなったのです。」
係員は
「お子さまランチ承りました」という元気な声と
夫婦を二人用のテーブルから四人がけに案内し
「お子さまはこちらへ」と、幼児用のいすに天国の子供を招くように言った。
「食事をしながら涙が流れました。まるで娘が生きているように、
だんらんを楽しみました。」
夫婦から届いた礼状との事。
自分がこの店員だったら、このような対応が出来ただろうか?
自分の子供だったら出来るだろうか?
デズニーランドの教育もあるだろうが、それ以上にこのアルバイトの人が
育ってきた環境や人間性が、このような対応を可能にしたのだと思う。
マニュアル人間ばかりが多くなっている昨今、久しぶりに心洗われる
記事に出会えてよかった。
やはり人対人は心対心。来年もよろしくお願いします。

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