2021年2月1日 Takaの住宅お役立ち情報
失敗しない家づくり①
今回からシリーズでご紹介していきます「失敗しない家づくり」。
第1回目は「住宅の特殊性」について説明していきます。
住宅の特殊性としてあげられるものは3つあります。まず一つ目は「完成品でないものを購入する」ということです。服や靴などは購入する前に試着して、サイズは自分に合っているか?色は思った通りのものか?型崩れやほつれ等は無いか?など確かめられます。
他にも車であれば、試乗して乗り心地や機能などを確認出来たり、ピアノやギターであれば試し弾きしたり、ペンなどの文房具でも試し書きが出来たりします。
住宅の場合は、建売住宅や中古住宅なら見ることが出来ますが、注文住宅の場合は試すことが出来ません。購入する際は図面や見積りなど専門的で分かりにくいツールで判断することになる場合が多いです。
「その会社はどういった家づくりをしているのだろうか?」「構造は?性能は?」「金額はどれくらい掛かるのか?」「保証やアフターはしっかりやってくれるのか?」こういったものを判断するのに、構造見学会や完成内覧会、以前は弊社も阿賀野市でやっていましたが、宿泊展示場に泊まってみるなどで判断することも出来ます。
ただ、更に会社や営業担当の考え方や姿勢を知る上でオススメするのが…「現在着工中の現場を見せてもらう」ことと、「入居済みのお客様邸を見せてもらう」ことです。
着工中の現場は、会社の家づくりの考え方や職人さん達との関係性、何よりも自信をもって現場を見せられるかどうか、という部分で非常に有効です。入居済みのお客様邸の場合は、既に暮らしている住まいを見せてもらうということで、お客様との関係性や信頼関係を知ることが出来ます。
もちろん、どちらも職人さんやお客様の都合や現場の進行状況により見ることが出来ない場合もあります。ただ、何かと理由を付けて「ちょっとお見せすることが出来ないんですよ~」なんて言う会社や営業マンをあなたは信頼出来ますか?
二つ目は「ほとんどの方が人生初めての買い物」ということです。人生で初めてでありながら人生で最大の、そして命を懸けた買い物が住宅です。
当然どう進めたらいいか分からないことが多いと思います。何事においても分からないときは色々調べたり、色んな人の話を聞いたりしますが、何よりも考えることはこちらではないでしょうか?
話が戻ってしまいますが、図面や見積りなど専門用語だらけのツールで判断し、分からないものを分からないままにしてしまうと後々の後悔に繋がってしまいます。正しい会社・営業マンはお客様に対してこう考えています。
言い方が悪いかもしれませんが、上にも書いた通りほとんどのお客様が家づくりに関しては初心者です。分からなくて当然なんです。
分からないこと、納得していない点は必ず確認し、お客様・会社、営業マン双方が納得したうえで家づくりを進めていきましょう。
次回は「家づくりに大切なポイント①」をご説明していきます。
家づくりに大切なポイントが3つあることはご存じでしょうか?実際に家づくりをして後悔している方々はこの3つのどれかを、または全部を失敗してしまった方なんです。その3つのポイントとは? 詳しくは次回です。ご期待下さい。