半期の終わりと始まり

月末、月初（半年の終わりと始まり）、慌ただしい日でした。
２９日、阿賀野市の建て替え現場、地縄張りと地盤調査。
　
３メートル位から固い地盤で、べた基礎でＯＫかなと
期待したのでしたが、１,５から２メートルくらいまで自沈層があり改良が必要。
全体的に地盤の良い地域なのですが、表層部分に問題があり仕方ない。
３メートルまでの改良なので、コスト的に多くかからずにすむのがせめての救いです。
　翌日は地鎮祭。
地盤調査後に降った雨で泥んこ状態。

テントを張り、歩く所にカーペットを敷いたりしながら行いました。
　　
神主さん、お客様、全員長靴履きで工事の安全祈願を行いました。
神主さんより「地鎮祭の雨は、雨降って地かたまる」で昔から縁起が良いと
言って頂きましたが、できれば降らない方が・・・・・。
　
昨日は、東京にいる長男夫婦とともに横浜で購入予定のマンションを見に行く。
検討したい部屋がいくつかあっても、見せるのは一つだけ。
他はモデルルームを見てください。
同じ間取りでも、それぞれ価格が違うのだから検討したい所を
全部見せないのはおかしい、としつこく文句を言う。
マンションも戸建ても、購入するお客様にとって初めての買い物で
長期間ローンを払い、まして生命保険までかけ命がけの買い物である。
「買うお客様が、色々な人に見られるとプライベートが・・・。」と言っているが
間取りは２タイプ、カラーは３タイプと明確なのに何故？
「色々見て汚されると困る」これが本音だと思う。
商品だから当然だと思う。
だったら見学者に手袋をしてもらうべきであり、そういう配慮が足りない。
契約日、引渡し日、ローンの金消契約日、入居日の選び方や
生命保険、火災保険、税金、ローン控除等含めた入居後のことなど
もっとお客様目線で説明しなければならないはず。
マンションも建売住宅と一緒で、これでいくらです。
あなたの所得はこれで、これだけ借りれます。返済はこうです。
買いますか？買いませんか？的であり、味気ない。
日頃からお客様の所得から家族構成、生活習慣、趣味、嗜好すべて違う中で
いかにお客様にベストのものを提供できるかを考え提案している者として
注文住宅も建売住宅もマンションも買うお客様にとって同じはずであるのに
この違いは何なのか？
最初は、同業者として腹立たしい思いがあったが、
息子夫婦たちが満足して、家族仲良く幸せに暮らせればいいかと思い
ある程度、妥協してきましたが仕方ないのでしょうかね。
下半期スタートの７月、往復８００?、長く熱い一日でした。