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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2011年4月11日 | ブログ

住宅会社のモラル

昨日、業者さんの紹介で新規お客様へ訪問。
すでに他社が先行し、プラン、見積もり提出済み。
工事内容としては、LDK,水周り、玄関ホールのリフォームと
外部はサッシの取替え、外壁の張替えでかなりの大工事。
お客様との打ち合わせの中で、
暖房は蓄暖、外壁は現状の上に重ね張りを勧められているとのこと。
リフォームのトップメーカーがそのレベル?
昭和59年の建物で築27年経過しており
現状の下地がどうなっているかさえ分からない、
当時は透湿シートも通気層工法もない時代であり、
現在の新築では、瑕疵担保の対象外。
勧める理由
 雨漏りの心配がない
 断熱性が良い
 安く上がる
全て訪問販売の業者が使う営業トークで
素人のお客様にはうける。
売りっぱなし、やりっぱなしの訪問販売と一緒?
プロとしてのプライドはないの?
5年や6年は大丈夫かも知れないが10年後は?
わずか45㎜×18㎜の外壁下地の木材が、
27年経ってどんな状態になっているか、
木材を止めた鉄釘の錆がどんな状態か、
もっと現場を知って欲しいし勉強して欲しい。
これでリフォーム実績ナンバー1では情けない。
地域密着、お客様と長い付き合いが
住宅会社のあるべき姿。
そのためにも、正しい仕事、正しい知識を身につけ
正直な仕事をしていきましょう。

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