計画伐採
先日、雪解け後初の魚沼市大白川のブナ林に入りました。
今回は秋に計画伐採予定のための選木調査に同行
林道の為に 道なき道を作る際の支障木を測量しました
ある程度覚悟はしていたものの、作業はハ-ド...終了後は心地よい筋肉痛。
しかしながらブナ林は気持ちが良い。
大白川のブナ林は特別で、今年も良好なスノ-ビ-チ材がとれそうです。
しかしながら、ただ伐採するのではダメ
スノ-ビ-チプロジェクトでは、紙谷名誉教授の指導の下、原生林に近い区画間伐をし、将来のために良材を残す計画伐採をしています。
また、林道を作る際も支障となる木を全て伐採するのでなく、シンボル的なブナなどの木は残し後世の人たちが愛おしくなるブナ林となるように考えながら伐採します。
この考えは前述の紙谷名誉教授の考えで、私は大賛成であり、先生を尊敬している理由の一つです。
自分達世代が良ければだけでなく、将来の人たちのことを考えることはとても重要。
このことはあらゆる物事の考え方に共通すると思います。
そんな考えだからこそ、私はこのスノ-ビ-チプロジェクトが好きです。
そして、新潟県産木材に携わる人たちの多くがこの考えを意識しています。
だからこそ、私は新潟県産材を勧める所以です。
先日完成した建物の内装等にも施主様に伝えた上で、印象的な壁と玄関ドアにデザインしました。
とにかく、スノ-ビ-チは楽しい見た目と肌触りの良い素材です。
これからも積極的に勧めていきます。
なぜなら…今回の血と汗の作業が無駄にならないように... 。(*^▽^*)ゞ