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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2009年6月13日 | ブログ

真の消費者保護とは

郡山で、ちきゆう住宅検査員の講習会が開催され参加。
当初、長期優良住宅に関する勉強会かと思っていたが、
今年10月から始まる住宅瑕疵担保履行法に
関する勉強会が殆んどであった。
 ちきゆう住宅とは、地域木造優良住宅の略で
社団法人全国中小建築工業団体連合会(全国唯一の工務店団体)の
会員が耐久性に優れた品質を有するものの供給するため、
技術基準を定め、これに適合するものを
地域木造優良住宅として登録し
財団法人住宅保証機構との提携により、消費者の信頼に適切に応え
各地域に優れた住宅を供給する。
という目的でちきゆう住宅住宅促進事業がある。
 住宅瑕疵担保履行法は消費者を守る法律であり
今年10月引渡し分から保険加入していないと、引渡しが出来ない。
今から着工物件は殆んど該当するわけであり、
一般工務店ではどの程度まで認知しているだろうか?
つい先日も、知り合いの設計士から設計頼まれた工務店が
契約書ないので見せてくれないかと
工事請負契約書のコピーを差し上げたが、
まだそれくらいレベルが殆んどだろうと思う。
うちでは昨年から保証制度や保険制度を利用しており
内容的には理解していたが、今回のちきゆう住宅は新しく知ったことだし
全建連の存在もはじめてわかった。
たまたま取引業者さんから教えてもらい判ったが
工務店の多くは知らないはず。
本来なら、建設業登録してある所へ多くの情報を入れるような
行政サービスがあるべきである。
色々な制度改革があり、大手優遇で中小工務店が置いてけぼり的現状に
毎回のことながら腹立たしく思う。
消費者保護の法律なら、本当にお客様のことを思って頑張っているのは
大手メーカーでなく地域の工務店であることを知って欲しい。
そんなことを思いながら郡山から帰ってきました。

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