家づくりのこだわり
リフォーム現場で解体作業や
廃棄処分する資材を分別作業していると
その家を造った職人の技術力や質が良く分かる。
亀田の現場では、異常なくらいに釘を多く使う大工さんで
解体するのに大工さんが一苦労していた。
現在工事中の阿賀野市の現場は
建具職人の腕の良さがうかがえる。
廃棄処分する建具のガラスを外そうとするが
簡単に外れない。
素晴らしい細工であり、隙間風も入らない造りだが
ガラスが割れた場合を考えると?
今も色々な大工さんたちと話すことがあるが
メンテナンスを考えた造りにしておかないと、
後で苦労することが多くある。
昔は住む人よりも、造る人が威張っているような風潮があり
造ってやっているというような大工さんが多くいた。
当然今では通用しないが、当時はそういう大工さんが
腕のいい大工さんということで注文も多くあったようだ。
時代の流れと共に使用する資材も大きく変わってきており
幅木や笠木の役物が多くあり、住む人に対しても
優しい気遣いされたものが多くあるが
意外と使われていないらしい。
その理由が、高いから?
まだまだお客様目線でなく、技術力を誇るわけでもなく
単に利益だけを考えた業者にはガッカリする。
昔の職人は技術にこだわって家づくりを進めてきたが
今の業者は、何にこだわっているの?
お客様中心の家づくりにこだわりましょう。