2020年9月19日 | ブログ|Taka創造建築舎スタッフ
マンションリフォーム工事 2
引き続き、新潟市中央区のマンションリフォーム工事の進捗状況をお伝えします。
解体後に配管・配線の工事を終え9/10(木)から床の下地組工事が始まりました。
今回選んだ床組はフリーフロア工法(乾式二重床システム)です。
支持脚の足の下にゴムがついており、このゴムが床の遮音材となり、床の音を下の階に伝えにくくします。遮音性能はLL-40、LH-50と非常に優れた値の商品を施工しました。

この床の下地組の施工で苦労した点は、マンションのコンクリートの床の部分(スラブ)が平らではなく、不陸(凹凸)が最大で6㎝5㎜も有った点でした。約40年前に完成したマンションでしたので、大変おおらかに作られていました。その様な状況の中で、担当してくださった大工さんが、丁寧に床を施工して頂きました。今回もまた匠の技と妥協しない大工さんの意気込みを感じられました。
残暑の厳しい中での工事、本当にありがとうございました。
床の下地組が終わるとシステムバスの工事を終え、今は外周部の壁の下地を施工しています。

最近では気温も少し和らぎ、熱中症を心配することも軽減しました。しかし、引き続き安全な現場の運営を心掛け、工事を前に進めていきたいと思います。
工事中の騒音にもご協力して頂いている住人の方々のためにも、スムーズに工事を進め予定通りの完成を目指していきたいです。