いつまでも変わらぬ付き合いを③
ドンドンと細かい仕事の依頼が来ます。
トイレの水が出にくい
キッチンの蛇口付近の水漏れ等
サッシのノブがダメになった等で
お客様がホームセンターへノブを持って行ったがわからなかった。
ホームセンターでは多種多様なものに対応すべく
色んなものが置いてあり
一般のお客様では判断は不可能でしょう。
このように4箇所の寸法を把握し
見合う物を選定するのですが不慣れの人には難しいと思います。
いずれにしても、プロとして設備機器のことを
もう少し勉強しておこうと思います。
ただし、その部分は業者に依頼できる部分ですが
お客様の満足度を考えると、プラン提案力と資金提案力の
重要性を感じます。
こちらは、玄関にアルミの風除室と裏側にテラス風物置を
造らせていただいたお客様宅です。
どちらも良い出来栄えで喜んでいただいてますが
築10年の競売物件を購入された方で
家の中に入ってあまりの汚さにビックリ。
物を処分するだけで30万円近い費用がかかったとのこと。
夢のマイホームだったはずが
何故10年で競売に・・・・?
誰が資金相談に乗ってやったのか?
色んな条件が積み重なってそういう結果に至るのでしょうが
いくら借りられるかばかりを計算し、
少しでも多く借りられる資金繰りをやり
住宅の予算を上げるだけの住宅営業マン。
低金利だけを見せびらかし自社住宅ローンだけを
ひたすらアピールする金融機関担当者。
それなりにお客様のことも考えて提案しているのでしょうが
本当に長い付き合いを、いつまでも変わらぬ付き合いをと
考えているでしょうか?
金融機関の担当者は、いいところ3年で転勤です。
住宅の営業も10年、15年といる人はごく僅か。
転勤や退社してもお客様と付き合いのある人は
どちらの業界でも皆無に近い状態です。
35年という長期の住宅ローンを組むお客様は
あなたに一生を託しているのです。
そういう責任感をもち、この仕事を続けていきましょう。
いつまでも変わらぬ付き合いをのまとめとします。
今日は仙台でスモリの家ビルダー会総会があり
秋保温泉で宿泊となります。
秋保温泉といえば、「さ い ち」のおはぎ。
一年ぶりに味わえるのが楽しみです。