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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2008年6月12日 | ブログ

2階でのシロアリ発生は何故?

6月6日、階段踊り場付近に発生した羽アリの原因探しと駆除工事を行なう。
築18年、地元ゼネコンで建てた2×4工法。
内部の石膏ボードをはぎ断熱材をめくったら、予想以上の湿気くさい臭い。
2階に羽アリやシロアリが発生する例は殆んどないが、壁の合板が湿気を多く含んでおり
下から発生したシロアリが上に上ってきたと予想される。
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現在いるシロアリの駆除で薬剤注入後、木栓を打ち込み駆除は完了。
今後の対策として雨水等入り込まないようにしないとならないが、
コーキングは効いてていない状況で、外壁自体もひび割れ等発生しており、
現在の物をはいで、下地からやり直さない限り湿気の問題も含め解決はできない。
18年位前のプレハブ、2×4メーカーは壁体内結露対策で通気層工法が必要と言っても
殆んど聞く耳を持たず、そんな物必要ないと否定していた。
外壁は、サイデングでもタイルでも板金でも、あくまでも化粧材、ましてコーキングは
永久的に雨を止めるものではない。
今回のお客様も、定年退職されあまり大きい出費はしたくないとの事。
   外壁を張らない状態で雨が漏れない
これが絶対条件であり、現場にて徹底してもらいたい。
たとえ他社で作った家でも、同業者としてお客様に申し訳ない。
本日、内部のクロス張りと、窓部分のコーキング応急処置をとりあえず終了。

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