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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2008年5月9日 | ブログ

10年点検

10年前他社で建てたお客様よりリフォームの依頼をいただく。
作業的には3日くらいで終わる内容だが、どこまでやるべきかお客様も
迷われているし、私もどこまで勧めるべきか迷うところでもある。
まだ10年で大掛かりな工事も勿体ないが、かといって少しやったくらいで
不便さは解消されない。
やはり最初のプラン、詳細打ち合わせの内容が問われる。
今回たまたま、10年点検の内容を見せてもらったが、外壁塗装をはじめ
リフォームを勧めるための資料作りのような気がする。
10年点検の資料を見せて頂いたいきさつは、
床下が寒い、断熱材は入っているのだろうか?との質問から
10年点検の資料に色々な写真が載っているとの事で見せて頂いたが、
その写真を見てびっくり。
断熱材は入っているが、給排水の配管付近が欠損しており寒いはず。
それを写真で撮っておきながら、その部分には触れず(多分知らないから)
外壁の塗装は早めにしたほうがいいとかシロアリ予防の話ばかり。
何のための点検?
もっと知識、技術のある人が点検しなかったら意味がない。
販売のためのパフォーマンス的点検よりも
もっとお客様の意見を聞き、問題点の解決ができる点検を行なった方が
どんなに喜ばれることか。何か勿体ない気がした。

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