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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2008年2月5日 | ブログ

高齢化時代に向けて

先日、経営の勉強会で「活力ある地域を、われわれの手でつくりだそう!」をテーマに
阿賀野市役所、フィンランドプロジェクト推進の報告を聞いて質疑等行なった。
阿賀野市の高齢化率は約23%で単純に言うと4人に1人が高齢者。
2030年には32%で3人に1人は高齢者という時代が来る。
2030年の高齢者は我々世代である。
現在、どこへ行っても老人ホーム、介護施設、ケアハウス・・・・・等老人施設ばかりで
多少うんざりしていたところに、またも老人福祉か?の感があった。
ただでさえ市の財政は厳しく、市民一人当たりの納税額より人件費のほうが多くかかり、
実質公債費比率も高く、県の指導が必要な市で大丈夫?のイメージが先行していた。
しかし今回話を聞いてみて、考え方が大きく変わった。
 日本人の寿命は長いといわれるが、介護等必要な虚弱老人が
多いのも事実だろう。
寝たきり延命治療でよい人生を全うしたか?
平均寿命と健康寿命は違う。
フィンランドは健康寿命の重要さ、「寿命のままに・・・歩きながら死にましょう」的考え方であり
介護予防に力を入れている。
寝たきり、要介護等は行政を圧迫する。
まして高齢者ばかりが多くなれば尚更である。
間違いなくやってくる超高齢化社会の時代に「杖や車椅子を使わないで生活できるよう、
寝たきりにならぬよう。」
各自がそのように考え今から行動しておかないと
「姥捨て山」が必要になってくると感じた。

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