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2020年5月28日 | ブログ

重曹(じゅうそう)について 2

今日は竹の子のアク抜きについてお伝えします。

人体や自然環境に優しく竹の子のアクを抜く方法として、 米糠(ぬか)や米のとぎ汁を使う以外に、食用重曹でも 竹の子のアクを抜くことができます。

重曹には3つの特性が有ります。 ①弱アルカリ性②研磨剤③発泡性で。 そのうち①弱アルカリ性の特性を利用して、竹の子の アクを抜いて行きます。 繊維が多い竹の子や山菜は、重曹のアルカリ成分により 繊維をやわらかくすることでアクが抜けやすくなります。

準備するものは                                            1. 竹の子 450g                                            2. 水1ℓ                                                 3. 重曹 小さじ1杯

まずは

1. 竹の子の外側の硬い皮を数枚はぎます。 竹の子の皮にもアクを抜く成分が含まれているので、皮を数枚残します。

 2. 根元のブツブツしている硬い部分を切り落とします。

 3. 火の通りを良くする為に、先端を斜めに切り落とします。

4. 上の部分から縦に、皮の部分に切り込みを入れます。

5. 下ごしらえした竹の子と準備した水と重曹を鍋に入れます。  

6. 中火で30分から1時間くらいゆでます。

7. 竹串が通るまでやわらかくしたら、火を止めてそのまま半日程度 自然に冷まします。夜ゆでて、朝方まで置く感じです。

 8. 仕上げに水洗いして、皮をむけば出来上がりです。

それ以外にも重曹を使った調理方法を簡単に紹介します。

1. ベーキングパウダーと同じ活用ができます。                        2. 肉や豆をやわらかくします。                                   3. エビやイカにぷりぷり感をだすことができます。                       4. 魚のぬめりや、臭みをとることができます。                          5. 果物や野菜の農薬やワックスを除去することができます。                6. 山菜や竹の子などのアク抜きに利用できます。

次回は、重曹を使った掃除方法を紹介します。

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