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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2008年7月23日 | ブログ

強いリーダーに学ぶ

昨日は、中小企業家同友会7月例会に参加。
今回は特別報告者で前阿賀野市長から「阿賀野市の地域力とは」と題してお話をして頂く。
戦争時代の話から昭和30年安田村議会議員、助役、県知事秘書を経て
昭和42年安田町長に当選後、今年4月阿賀野市長退任までほぼ40年間
首長を務め、全国で最年長の市長だった。
阿賀野市は4カ町村が合併して出来た市で、当時一番大きい町である
水原町長が阿賀野市長になるだろうとの予想を覆し、初代市長になったすごい人。
話の中で、政府も夕張市よりもひどい財政状況であるが
阿賀野市も合併したがやりたいことがやれない。(お金がない)
 合併時、各町村が予定外の借り入れまで持ってきた。(安田町だけ貯金持って合併)
 再度計画の組み直しで平成27年をめどに計画。
当初35分の予定が1時間ぐらいの話だったが、もっと聞きたいくらいだった。
政治も経営もまったく一緒と思う。
運も大切、人間関係、先を読む力が大切であり、先を読むには
勤勉であらねばならない

話の中から感じたことであり、安田町長に当選してすぐ7.17水害があり、
多くの人が亡くなったが、すごい勢いで災害復旧したのを良く覚えているが、
最大の要因は町長の力なのだ。
「焼けても、壊れても直せるが、人の命は別」
戦争で災害で多くの教訓から得た言葉と思う。
現在の阿賀野市長は、後継者を破って当選した人であり、財政難から殆んどの事業は中止。
合併前から4カ町村で決定して進めてきた「福祉の駅事業」もやらないとの事。
公約に掲げ当選したので民意だから」の繰り返しで、蝉でもあるまいに民意、民意?
投資せずに、財政が良くなるはずがない。
厳しい時ほど強いリーダーシップで引っ張ってくれるトップが出てくれるのを望む。
久しぶりにすっきりした話が聞けた日であった。

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