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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2010年5月15日 | ブログ

世の中から必要とされる業者

本日は、業者さんの父親が亡くなり葬儀に参加。
私がこの業界に入った頃からご夫婦で板金屋さんとして
頑張ってこられた方で、遺影を眺めながら昔を思い出し
感謝の気持ちをこめ、ご冥福をお祈りしました。
 その後、お伽の席で同業者の方と話す機会があり
私と同じ大工出身で、建設会社の工事部長をされている方が
やはり木造の伝統工法でないとダメであり、
 木の癖を見て、どう使うかが大切で・・・・。
 木を組むには、木元と木うらを・・・・・。
 のこぎりの目立てを自分でやれないのは・・・・。
私も40年前頃、親方や職人から散々言われた言葉で
その頃は、丸太や乾燥していない木を使っていたので重要であったが
今は、乾燥剤や集成材を使うことで殆ど狂いは出ないし
プレカットで超スピードで加工する時代であり、
神社、仏閣など伝統的建物ならわかるが、
個人の一般住宅で伝統工法だからと、一本一本木を眺めていられたら
どうなのだろうかと思う。
いかにもそうすることがお客様のためなのだと
凝り固まっているようで怖い感じさえする。
創業30年で、昨年の暮れから暇になったとのこと。
もっとお客様目線的なアドバイスをしてみたが
聞き入れる感じがしないので、それ以上は話さなかったが
人の振り見て我が振り直せである。
 また、35年前に建てさせて頂いたお客様より電話を頂
ブロック塀の解体がいくら位するかの問い合わせ。
よく聞いてみたら、お隣がリフォーム工事をするのに
少し傾いているブロック塀を、ついでに壊さないかとのことで
見積もりを出してもらったとのこと。
状況確認しないと明確には出せないが、7万円前後でかかっても
10万以内であがると思いますと返答したら、
出てきた見積もりが27万円とのことでビックリ。
お年寄りの一人暮らしと思って、馬鹿にしているのか
あまりにもひどすぎる。
急遽明日、業者と見に行って正式に金額を出すが
殆どが人件費で1日で終わる仕事のはずであり
恥ずかしくもなくそのような見積もりを出せるものかと
呆れてしまう。
こういう時代だからこそ、信頼される仕事をやりましょう。
必要とされる業者になりましょう。 

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