時は廻り
昨日、一昨日と現場作業。


今から46~47年くらい前に建てさせていただいた集会所。
私が、大工見習の頃に第1の職親となる会社で工事を行い、
敷地内に池があり、いずれ下がるだろうという予測のもとで
行った工事ですが、予想通り最大で約8,5㌢の高低差。
当時は、地盤調査や地盤改良といったような意識もなく、
やったとしても勘に頼る、松杭を打つ程度のものでした。
その集会所のリフォーム工事を任せてもらうもととなりました。

下がった個所を上げるための曳家作業を行う為に、既存の床剥がし。
大工さんも解体屋さんも、忙しいために自らが解体作業を行う。


2日がかりで解体終了。
解体作業中も昔のことを思い出しながら、弟子入りした頃、
思っていた以上に厳しい仕事で、毎日のように辞めたいと思っていたこと等
思い出しながら現在があるのは、1番目の職親のおかげと感謝しています。

最後に当時の床下の木くず等、拾いながら、この当時の掃除に対する意識の低さ等
反省しながら、今回の工事を任せてくれた地域の人達に感謝の気持ちで床下清掃。
時は巡り、この仕事を続けていて良かったと思います。