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Taka創造建築舎 | 木の家の生活を創造する会社
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2012年12月21日 | ブログ

プロとしての学び①

現場の施工精度について感じること。
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建物の耐震性をもたせるために
外部に張っている耐震ボードです。
素材的には、木の粉を圧縮して作ってあり
良い製品ですが、正しく使われて初めて性能が生かされます。
ボードとボードの隙間を2㍉~3㍉あけて施工してくださいと
書かれてありますが、まったく無視。
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使用する釘の種類、止める間隔まで
すべてご丁寧に書かれてあるのに・・・・・何故?
この上に、透湿防水シートが貼られ通気層となるのですが
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まだ少し下地の施工をしたばかりですが
通気層をとったとしても、空気は抜けないでしょう。
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軒裏天井の下地と壁際の間に、
空気の流れをとっているか否かでまったく違います。
透湿防水シートも通気層工法も
あくまでも正しく施工されてのものであり
何も知らないで任せているお客様が可愛そうです。
国で行っている瑕疵担保制度、まだまだ甘すぎます。
現在は、構造体と雨漏りくらいであり
建物の寿命を守るための機能は果たしていません。
他に高気密高断熱といいながら、換気に関する認識がゆるく
24時間換気を義務付けておきながら形式だけで
取り付けてあればOK、そんな物、効果などないに等しい。
金額を安くあげるための選択で
素人のお客様は、プロに任せるほかはありません。
故に、プロとしてもっともっと学び
駄目なものは駄目と、対応していかねばなりません。
このところずっと感じているモヤモヤです。

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